クラシックカーとは、現在では生産されていない自動車のことを言います。カローラやマーク2の旧式車もクラシックカーに含まれます。現在生産されている自動車のルーツでもあるクラシックカーには、一様に流線型のデザインとなった現代の車にはない、不器用な魅力があります。そんなクラシックカーの魅力に迫ります!
クラシックカーはその名の通り「古い自動車」です。クラシックカーに区分されるのは、1980年以前に生産された自動車がほとんどになります。今でも人気のあるハチロクなどはクラシックカーには区分されていません。クラシックカーは、発展途上の技術で作られているからこその魅力を持っています。
クラシックカーは、現代のコンピューターグラフィックスでデザインされた画一的な流線型の車では実現できない魅力を備えています。ハコスカ・ケンメリなどの箱型デザインにはバンカラな男のイメージが感じられます。トヨタ2000GTには、「未来の自動車」という夢や憧れが詰め込まれています。技術が未熟だった時代の産物であるクラシックカーには、「軽量化と強度維持の両立」「心に描いた理想の車」と言った製作者の努力や夢が詰め込まれているのです。
クラシックカーのオーナーは、少年時代の憧れであった車をある程度の財力を持った大人になった現在に所有する人が多いようです。また、雑誌などで評価の高い名車を保有したいというコレクター的に購入する人も居るようですが、クラシックカーのオーナーになると言うことは車に愛情を持っていないと難しいことだとよく言われます。クラシックカーは整備保全を定期的に行っていなければ走ることが難しいからです。それに加え不定期に起こる車の不調に気付き、即座に整備を行う「車への思いやり」を持たなければクラシックカーのオーナーは到底務まらないものなのです。
では、かつての憧れであったクラシックカーのオーナーになるにはどうすればよいのでしょうか?
クラシックカーは、基本的に中古車で手に入れるのが通常の手段です。生産当時から一度も動かしていないデッドストックの新車状態のクラシックカーは、市場価値が桁外れに高騰しているのが通常なのです。クラシックカーを専門に扱っている業者ならば、状態の良いクラシックカーを新車程度の価格で購入することも出来るので、初心者にはお勧めの入手方法と言えます。
クラシックカーのオーナーは、「自分がもし車を手放すとすれば車に愛情を持つ人に乗ってもらいたい」と考えるものです。そういったオーナーからクラシックカーを譲ってもらうという方法もあります。しかし、クラシックカーのオーナーは好きだからクラシックカーを所有しているので、なかなか手放さないため可能性の低い手段ともいえます。
クラシックカーを最も安価に入手する最善の方法がこのレストアです。レストアとは「回復させる」という意味で、『動かない状態の車を動かせる状態まで回復させる』として使われている言葉です。クラシックカーは現存しているメーカー純正の部品が少ないため、レストアには他の自動車やトラクターなどの部品を流用したり、自作したりして賄うことがほとんどです。また、レストアして走れるようになった車への愛情は強くなるのでクラシックカーのオーナー歴が長くなるほど、レストアは切っても切り離せないものになるのです。
クラシックカーは入手した後が肝心であると考えられています。整備保全もさることながら、クラシックカーという存在をとどのように付き合っていくかを熟考していく必要があるのです。
クラシックカーは車検を通してナンバープレートを取得していれば公道を走らせることが可能です。しかし、エンジン始動など現代の車に比べてコツが要る操作や運転があるのがネックともいえます。また、自動車メーカーなどが主催するイベントでクラシックカーの試乗を行うこともあります。
運転免許の有無や、懐具合に関係なくクラシックカーを楽しむのであれば博物館などで公開されているクラシックカーを見学するのが一番です。場所によっては、初期のフォード式自動車などが見学できます。また、プラモデルにおいてもクラシックカーの人気は高く各社から様々なクラシックカーのプラモデルが出ています。自分の持っているクラシックカーや憧れのクラシックカーのプラモデルを所有するのもなかなか楽しいものです。
クラシックカーは、憧れや夢を楽しむものであると同時に青春を取り戻すための力にもなるものなのです。あなただけのクラシックカーライフを楽しんでください。
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