スクーター

通勤通学・晩御飯のお買い物・ツーリングと、スクーターは日本人の生活の一部になるほどに溶け込んでいます。原付免許もしくは普通免許で運転できるバイクとして人気が高く、日本の誇るバイク文化として全世界に進出するスクーターの魅力を紹介します!

スクーターとは

スクーターは、通常の『跨って車体に足を添える』オートバイと違い『両足を揃えて置く』乗り方が出来るバイクです。法廷速度は時速30kmで、自転車よりも速くて疲れない乗り物として重宝されています。

スクーターの歴史

オートバイが「自転車にエンジンを取り付けたもの」を原点としているのなら、スクーターの原点は「キックボードにエンジンをつけたもの」に遡るといえます。しかし、スクーターはキックボードと違って、「座ること」が出来たのです。単純な構造のためオートバイに比べても遥かに軽く、女性向けに発達したスクーターはやがて性別を問わない「街の乗り物」へと発展していきます。

ビッグスクーターの登場

スクーターは、基本的に原付免許・普通自動車免許で乗れる50ccから普通二輪免許で乗れる90cc・125cc二分類されます。大型二輪免許の取得が緩和されたことによって起こったビッグバイクブームはスクーターにも大きな影響を与え、ビッグスクーターを誕生させたのです。やはりビッグスクーターの代名詞といえばホンダの「フュージョン」とヤマハの「マジェスティ」では無いでしょうか。

スクーター・ビッグスクーターの利点とは

スクーターやビッグスクーターは、オートバイに比べて足を使う操作が極端に少なく運転自体も非常に簡単であることが大きな利点と言えます。その為か、ビッグスクーターで長距離のツーリングを行うライダーも珍しくありません。第二に、オートバイよりも収納スペースが大きく取れることです。ヘルメットを収納するスペースやペットボトルなどを収納できるスペースを備えたスクーターも数多くあります。第三には燃費の良さが挙げられます。スクーターはオートバイよりも簡略化された構造を持ち、強化プラスチック製のカウルで覆われています。その為、「世界一燃費の良いバイク」と言われるホンダのスーパーカブにも負けない燃費の良さを誇ります。通勤・通学といった日常の足として信用できるのがスクーターなのです。

スクーターに乗るために必要な免許について

スクーターは、原動機付き自転車扱いとなる50ccから大型二輪免許の必要なビッグスクーターまであります。乗りたいスクーターがあっても、必要な免許を把握していなければ無駄になりかねません。

原付免許

16歳以上から取得できる免許です。普通自動車免許を取得すれば取る必要はありません。教習所に通う必要は無く、ペーパー試験に合格し講習を受ければ免許が交付されます。

普通二輪免許 

16歳以上から取得でき、400cc以下のバイクを運転できる免許です。学科試験と技能試験に合格すれば交付されます。学科試験は普通自動車免許を取得済みの場合に免除され、技能試験は教習所を卒業していれば免除されます。 

普通二輪免許小型限定 

125cc以下までのバイクを運転できる免許です。基本的には普通二輪免許と同じですが、車種が減少傾向にあるのであまりお勧めしません。 

大型二輪免許 

かつて存在した大型限定解除に変わる大型バイクの運転免許です。リッターバイクから原付まで自由に運転することが出来ます。学科試験と技能試験に合格すれば交付されます。普通二輪免許を持っていれば教習所の技能教習の時間が短縮されるのでステップアップして取得したほうが良いようです。 

AT限定二輪免許 

ビッグスクーターブームを受けて新たに新設された二輪免許です。「クラッチ操作によるシフトチェンジを必要としないバイク」を対象にした免許で、主にビッグスクーターを運転するために作られた免許と言えます。 

スクーターをカスタムする

バイクの楽しみの一つと言えるのが「カスタム(改造)」です。世界に一台しかない自分だけのバイクを作る楽しみは、スクーターにおいても健在なのです。

スクーターのリペイント 

カスタムの基本中の基本の一つが「リペイント」、色の塗り直しです。マスキングテープで塗料がつかないようにメーターやライトなどを覆ったうえで、塗料を塗っていきます。中にはアニメなどのキャラクターを描き込んだりする人も居ます。

 マフラーの交換

バイクにおいて、パワーアップに繋がるカスタムの定番となっているのがマフラーの交換です。排気ガスをいち早く後方に流し、排気音を減少させるマフラーはエンジンの出力に大きく関わってくるのです。 

エンジンのボアアップ 

スクーターや原付のエンジンの排気量をアップさせる「ボアアップ」という改造法があります。50ccのバイクを80cc・90ccにパワーアップさせる事ができるのです。ただし、ボアアップ改造を行うと様々な問題が生じます。例えば50ccのスクーターを90ccにボアアップするとそれまでの原付自転車扱いから原付二種扱いになり、原付免許ではなく二輪免許が必要になります。 

屋根を付ける 

ピザやレストランの配達に使っているスクーターは、雨天時でも濡れずに運転できるよう屋根がつけられています。屋根を付けると空力特性の問題でスピードは落ちますが、快適に運転できます。 

トライクに改造する 

最近話題となっているのがトライクへの改造です。スクーターでも三輪車にすると、扱いが小型自動車になって普通免許・ノーヘルメットで運転できるようになります。 

 

スクーターは、手軽で安定した乗り物として愛されています。しかし、手軽さゆえに危険も大きくなります。交通ルールとマナーを守って楽しいスクーターライフを満喫してください。 

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